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池内了
総合研究大学院大学教授
池内 了(いけうち さとる)
1944年兵庫県生まれ、72年京都大学大学院理学研究科物理学専攻修了、理学博士、国立天文台教授、名古屋大学教授などを経て、 2006年より総合研究大学院大学教授、『生きのびるための科学』(晶文社)、『科学と人間の不協和音』(角川新書)、『疑似科学入門』(岩波新書)、 『物理学と神』(集英社新書)、『寺田寅彦と現代』(みすず書房)など著者多数。
天文宇宙検定委員
専門 宇宙物理学理論
天文宇宙検定委員
委員A
 
柴田一成
京都大学大学院理学研究科附属花山天文台教授・台長
柴田 一成(しばた かずなり)
愛知教育大 助手、助教授をへて1987年8月―1988年8月 テキサス大学核融合研究所 客員研究員。1991年10月 国立天文台 助教授、1996年4月―1999年3月 東京大学理学系研究科 助教授(併任)。現在、京都大学大学院理学研究科附属花山天文台教授・台長。
天文宇宙検定委員
専門 色彩科学、理科教育学
天文宇宙検定委員
委員B
 
福江純
天文学者
福江 純(ふくえ じゅん)
1956年山口県生まれ、83年京都大学大学院理学研究科宇宙物理学専攻修了、京都大学理学博士。大阪教育大学助手、同助教授を経て、2004年より大阪教育大学教授。現在の趣味は、SF、マンガ、ゲームなど。『ブラックホールは怖くない?』(恒星社厚生閣)、『宇宙のしくみ』(日本実業出版社)、『SFアニメを科楽する』(日本評論社)、『空想ライトノベル読本』(メディアファクトリー)など著者多数
天文宇宙検定委員
専門 宇宙物理学
天文宇宙検定委員
委員C
 
天文宇宙検定委員
専門 理論天文学
天文宇宙検定委員
委員D
 
吉川真
宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙科学研究所(ISAS) 准教授
吉川真(よしかわ まこと)
宇宙航空研究開発機構、宇宙科学研究所、准教授。理学博士。「はやぶさ2」プロジェクトマネジャ。「はやぶさ」プロジェクトサイエンティスト。1962年、栃木県栃木市生まれ。東京大学理学部天文学科卒業。同大学院卒業。日本学術振興会の特別研究員を経て、1991年からは郵政省通信総合研究所に勤務。1996年にはフランスのニース天文台に1年間派遣。1998年に文部省宇宙科学研究所に異動。2003年10月からは、組織の統合により現在に至る。専門は天体力学。小惑星探査や天体の地球衝突問題(スペースガード)について研究を進めている。
天文宇宙検定委員
専門 星間分子反応、天文民俗学
天文宇宙検定委員
委員E
 
仲野誠
大分大学教育福祉科学部教授
仲野 誠(なかの まこと)
1956年大阪府寝屋川市生まれ、京都大学理学部卒業、同大学院(宇宙物理学専攻)単位取得退学。現在、大分大学教育福祉科学部教授、理学博士。星の誕生領域や若い星の観測的研究を、様々な波長域で行っている。
小学校教員
小学校理科教員
天文宇宙検定委員
委員F
 
小定弘和
日本宇宙少年団本部リーダー
小定 弘和(こさだ ひろかず)
日本宇宙少年団本部リーダー
1980年生。宮城県仙台市出身。 「宇宙のお兄さん」として、宇宙についての講演や水ロケット、真空実験などの体験授業、 インターネット放送「宇宙教育テレビ」や、教育誌などへの出演を通して、宇宙の持つ魅力的な素材を利用した人材教育を実践している。また、日本宇宙少年団本部事務局として、社会教育現場や学校教育現場での宇宙教育活動の支援をおこなっている。

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ケプラー疑惑-ティコ・ブラーエの死の謎と盗まれた観測記録
ケプラー疑惑―ティコ・ブラーエの死の謎と盗まれた観測記録
ジョシュア・ギルダー、アン・リー・ギルダー著
山越幸江訳
地人書館
ISBN:978-4805207765
定価:2,310円
池内 了 天文学史を彩るミステリー

池内 了(いけうち さとる)

先生、突然ですみません。天文ファンの方に先生のお気に入りの1冊を紹介したいのですが。
いや、突然で困ったな。そうだ、手元にあるのでえーーと。これだな。『ケプラー疑惑』。
へえー。ミステリーですね?
そう。ケプラーの師にあたるティコ・ブラーエは、ある晩餐会に出席した後急に苦しみだし11 日後に亡くなった。彼は膨大な観測記録を家族に託すと遺言していたのだが、秘かにケプラ ーの鞄に収められていた。それから400年経って、粒子線励起X線分析装置によってティコ の毛髪中に水銀が含まれていることが判明した。さて、ケプラーは観測記録を独占せんがた めに、ティコを毒殺したのであろうか? 天文学史を彩るミステリーだ。誰にでも楽しめるよ。

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星の文化史事典
星の文化史事典
出雲 晶子 (著, 編集)
白水社
ISBN:978-4560081983
定価:3,990円
天文宇宙検定員 星に関する信仰、民俗、伝承、芸術がすべてこの1冊に

天文宇宙検定委員A

かなり重厚そうな本ですね。
うん。天文学史と文化伝承の雑学を増やせる一冊ですね。
どんなところがオススメですか。
事典という形をとっていますが、拾い読みをすると楽しい読み物が集まっています。 欲を言えば、漢字のふり仮名をもっと増やして欲しかったです。
どんな方にオススメですか。
読み易い文章ですが、漢字のレベルが高いように感じます。少し天文の知識があってもっと知りたいという方にはピッタリですね。

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暗黒星雲
暗黒星雲
フレッド・ホイル (著)
鈴木 敬信 (翻訳)
法政大出版局
ISBN:978-4588700101
定価:1,890円
独創性豊かな理論物理学者が描く最高のSF

柴田一成(しばた かずなり)

なんだかちょっとぞくぞくするような書名ですね。
うん。著者のホイル(1915-2001)は恒星進化論などで活躍した20世紀を代表する理論天文学者の一人。 ガモフのビッグバン宇宙論に対抗して定常宇宙論を提唱したんだ。
どんな内容なんですか?
ある天文学者がある日、奇妙な暗黒星雲を発見した。奇妙というのは電波を暗黒星雲に送ると電波が跳ね返ってくるのだ。 色々調べると驚くべきことがわかった。暗黒星雲は知能を持っていたのだ。生命だったのだ!? 地球人の運命やいかに…?というSFです。
 暗黒星雲が知能を持っていたのですか、それは…。
そう。暗黒星雲が生物の一種、という発想には、どぎもをぬかれ驚嘆した。そして、とてつもなくおもしろかった。宇宙生命は我々の想像をはるかに超えた形をしているかもしれないのだ。 ホイルの「暗黒星雲」はそういう可能性をSFという形で分かり易く教えてくれたのだと思う。

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星座を見つけよう
星座を見つけよう
H・A・レイ (著, イラスト)
草下 英明 (翻訳)
福音館書店
ISBN:978-4834001839
定価:1,575円
天文宇宙検定員 私が今でも大切にしている本

天文宇宙検定委員B

これは、とても人気のある本ですね。
そう。「おさるのジョージ」シリーズの原作で有名な絵本作家のH.A.レイが、独特のかわいいイラストとともに星空について解説した本です。
どんなところに惹かれたのですか
季節の星座の見つけ方から、星座にまつわる神話、星空を見る時に知っておきたい天文用語についても書かれています。 本のいたるところに、この作者ならではの感性が光っています。小学生のころにこの本を手にして20年以上経ちますが、今でも時々読みたくなり、これからも大切にし続けたい本です。
どんな方にオススメですか。
そうですね。小学校中学年以上の方にオススメです。

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天地明察
天地明察
冲方 丁 (著)
角川書店
ISBN:978-4048740135
定価:1,890円
改暦を巡る一大ドラマ

福江 純(ふくえ じゅん)

今、映画でも話題になっている本ですね
ええ。江戸時代前期に日本独自の暦-貞享暦-を作り、幕府天文方(国立天文台の遠い祖先)を開いた、囲碁棋士であり稀代の算術家だった渋川春海の生涯を描いた作品ですね。
どんなところに惹かれましたか。
司馬遼太郎の竜馬もの以来か、久しぶりに読み応えがあり感涙にむせび泣く(笑)時代小説でした。 著者のマニアックなSFを読んだことがあるだけに、驚嘆100倍でしたね。
どんな方にオススメですか?
いやもう、これは誰にでも楽しめますよ。

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コスモス・オデッセイ~酸素原子が語る宇宙の物語~
コスモス・オデッセイ~酸素原子が語る宇宙の物語~
ローレンス・M.クラウス (著)
はやし まさる (翻訳)
紀伊國屋書店
ISBN:978-4314009362
定価:2,310円
天文宇宙検定員 酸素原子の永遠の旅路を通して語る宇宙と生命の物語

天文宇宙検定委員C

酸素原子が語る宇宙の物語というのは興味を引きますね。
そうですね。私たちの体には、10億個の10億倍の、そのまた10億倍もの酸素原子が入っています。その中の一つの酸素原子が主人公です。
へぇ~すごいですね!
私たちの体の中にある酸素原子は、長い長い時間と広い広い空間を旅してきました。
波乱万丈の酸素原子の物語は、宇宙137億年の歴史そのものです。 そして酸素原子の旅は、これからも続いていきます。
なんだか自分が、酸素原子が旅の途中でたまたま立ち寄った駅のように思えてきました。
どんな方にぴったりでしょうか?
ちょっと難しいけれど、宇宙の歴史に興味がある方ならどなたでもあうと思います。

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COSMOS
カール・セーガン (著)
木村繁 (著)
朝日新聞社出版局
ISBN:978-4022548030
定価:1,733円(品切れ)
天文宇宙検定員 天文学とはいかなるものかを知る上で読みたい本

天文宇宙検定委員D

この本との出会いはどんなときだったのですか?
私自身が、進路を考えていた高校生時代に読んで強く印象に残った本です。
かなりボリュームのある本ですが、どこに惹かれたのでしょうか。
天文学(比較的近傍の話題がほとんどだが)の様々な側面が、様々な角度で取り上げられており、そのボリュームはあまり気にならず、その内容の深さに感銘を受けました。 天文学とはどのような学問なのかを知るために、是非一度は読んでいただきたい本です。
どんな方にオススメですか?
高校生くらい以上で、天文学の興味を持っている人ならだれでも。

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太陽系 その力学的秩序
堀 源一郎 (著)
岩波書店
ASIN:B000JA16M2
品切れ
吉川真 太陽系の秩序の不思議さ、天体力学の面白さが伝わってくる

吉川 真(よしかわ まこと)

この本をいつ、どういったきっかけで読まれたのですか?
大学の2年生の時に、初めて受けた天文学の講義が堀源一郎先生の 「天文学概論」でした。 この講義は、「概論」と言っても中身は天体力学中心でしたが、非常に分かりやすい講義で、多分、その後、天体力学を専門にすることになったのも、この堀先生の講義が原点になっていると思います。この講義で紹介された本がこの本です。
どうしてこの本をお薦めになられたのでしょう?
岩波新書で縦書きの本なのに、天体力学のかなり高度な内容が非常に分かりやすく解説されているところに感動しました。 太陽系の秩序の不思議さや天体力学の面白さが伝わってくる本です。
どのような方に読んでいただきたいですか?
単なる読み物ではなくて数学や物理学の知識が必要になります。大学の一般教養程度の知識、あるいは、物理や数学に興味があれば高校生でも読めると思います。 天体力学に興味があれば、是非、読んでみることをお勧めします。

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はじめてのうちゅうえほん
はじめてのうちゅうえほん
てづか あけみ (著)
的川 泰宣 (監修)
パイ インターナショナル
ISBN:978-4756241085
定価:1,890円
天文宇宙検定員 宇宙って、こうなんだ!と、惑星や星を楽しく学ぶことができる絵本

天文宇宙検定委員E

面白そうな絵本ですね。どんなお話なんでしょうか?
こういう感じです。空をず~と見上げていったら? そこには何が広がっているかなって。 子どもの視点で世界を広げていくと、最後は天の川、そして宇宙空間まで繋がっています。 そして、宇宙を知ると、逆に地球のことを知りたくなる、地球って特別な星なの?って。こうして地球についての解説で話は幕を閉じます。
どんなところに惹かれたのですか?
そうですね。子ども達の自然な視線・空間認識に沿った秀逸な世界観の広がりがうまく演出されていていいですね。
お子さんに読んでいただきたい本ですね。
小学生にはピッタリで是非読んでいただきたいと思います。

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新版100億年を翔ける宇宙-ビックバンから生命誕生まで
新版100億年を翔ける宇宙―ビッグバンから生命の誕生まで
加藤 万里子 (著)
恒星社厚生閣社
ISBN:978-4769908678
定価:2,310円
仲野誠 天文・宇宙を概観するにはもってこいの1冊

仲野 誠(なかの まこと)

この本はかなり大学で教科書として使用されていますね。
そうですね。天文学全般について解説したテキストですね。
どんなところがオススメのところでしょうか
うん。本書ではまず天体の物理的な側面と観測方法にふれた後に、大きなスケールの宇宙から地球という小さなスケールに向かうユニークな構成になっている。 そして、図や絵も多用し、文章もやわらかい表現でわかりやすい。しかも問題がついているところがいいね。
どのような方にオススメでしょうか
ちょっと天文宇宙についての物知りになりたいという方かな。

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まんがサイエンスⅡ ロケットの作り方おしえます
まんがサイエンス〈2〉ロケットの作り方おしえます
あさりよしとお (作)
的川 泰宣 、NORA COMICS(監修)
学習研究社
ISBN:978-4052020353
定価:1,155円
天文宇宙検定委員 小学生にお勧め!
宇宙へのあこがれを誘う1冊

天文宇宙検定委員F

今回はマンガですね。
ええ、学研の「5年の科学」に連載されていたものです。
どんな内容ですか?
ロケットの原理、構造などについて、ストーリーマンガで解説しています。
ロケット開発の歴史も、ツィオルコフスキー、ゴダード、オーベルト、フォン・ブラウンなどが、次々登場して、物語を盛り上げていきます。
最後は、子どもたちを宇宙にいざなう夢のある終わり方になっています。
どんな方にオススメですか
小学生向けに書かれたものですが、内容的には高度なものまで扱っていますから、中学生以上でも楽しめます。

recommend

宇宙はささやく
宇宙はささやく 現代宇宙論から人間を考える
佐治 晴夫 (著)
PHP文庫
ISBN:978-4569573663
定価:600円(品切れ)
小定弘和 文系、理系の枠を超え、宇宙への好奇心をかき立ててくれる本

小定 弘和(こさだ ひろかず)

この本と どういう時出会ったのですか?
大学2年生のときに、この本の 著者である佐治晴夫先生の「宇宙・地球・生命・人間」という授業を受けたのをきっかけでこの本を読みました。
そうですか。どのあたりに惹かれたんですか?
学校の先生がたまにしてくれる、授業から脱線したお話って楽しいですよね。
この本は、佐治先生が大学で行われてきた講義の合間に語られた話題をまとめたもので、その線路は脱線しているのではなく、「銀河鉄道999」のように、宇宙へと繋がっているものでした。 宇宙という視座から、また、いろいろな視点から物事をみることの大切さを感じました。
どのような方にオススメですか?
この本では数式や図形から、詩や楽譜までいろいろなものに出会います。好奇心たっぷりな人が読むととても楽しい本だと思います。
「こんな考え方もあるんだ」と、脳をくすぐられる気持ちになりますよ。
また、宇宙教育に興味をもたれている方にもぜひ読んでいただきたいと思います。私はこの本をきっかけに、文系や理系という枠を超えた、宇宙教育の可能性に引かれていきました。

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